2024/04/22(月)
脊柱管狭窄症をリハビリで改善する
カテゴリー:脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症にリハビリが有効な理由
脊柱管狭窄症は、加齢や骨変形などによって脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで起こる疾患です。
主な症状は、間歇性跛行、腰痛、下肢痛、下肢筋力低下、排尿障害などです。
保存療法としてのリハビリテーションは、これらの症状の改善に有効とされています。
リハビリが有効な理由を、以下の4つのポイントから詳しく説明します。
1. 痛みを和らげる
- 理学療法: 温熱療法、電気療法、マッサージなどを行い、筋肉のこわばりや痛みを和らげます。
- 運動療法: ストレッチや筋力トレーニングなどを行い、血行を促進し、痛み物質の産生を抑制します。
2. 神経の機能を改善する
- 運動療法: 使えていない筋肉を再教育することにより神経の機能を改善します。
- ストレッチ: 神経の通り道である筋肉を柔らかくすることで、神経の圧迫を軽減し、機能を改善します。
3. 筋力・柔軟性を高める
- 筋力トレーニング: 体幹筋や下肢筋を鍛えることで、背骨や下肢の安定性を高め、神経への負担を軽減します。
- ストレッチ: 固まった筋肉を柔らかくすることで、体の可動域を広げ、日常生活での動作をスムーズにします。
4. 再発予防
- 正しい姿勢指導: 日常生活における正しい姿勢を指導することで、背骨への負担を軽減し、症状の再発を予防します。
- 生活習慣指導: 適度な運動や禁煙、肥満解消など、生活習慣の改善指導を行い、根本的な原因を取り除きます。
リハビリテーションは、専門家が、個々の症状や状態に合わせてプログラムを作成します。
リハビリテーションの効果は、個人差がありますが、多くの患者さんにおいて、症状の改善や日常生活の質の向上に効果があるとされています。
もし、脊柱管狭窄症でお困りの方は、早めに当院に受診し治療方針についてご相談ください。
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整体院 樹 -itsuki-