2024/04/19(金)
すべり症による脊柱管狭窄症について
カテゴリー:脊柱管狭窄症
腰椎すべり症による脊柱管狭窄症
腰椎すべり症による脊柱管狭窄症は、腰椎が前方へすべって脊柱管が狭くなることで起こる病気です。
原因
- 加齢による骨や軟骨の変性: 加齢とともに、背骨の骨や軟骨が変性し、弱くなります。
- 過去の腰椎のケガ: 過去の腰椎のケガによって、背骨が不安定になり、すべりやすくなります。
- 遺伝: 遺伝的に腰椎すべり症になりやすい人もいます。
- 肥満: 肥満は、背骨に負担をかけ、すべり症の原因となります。
症状
- 腰痛: 腰に痛みがあります。
- 下肢痛: 太ももやお尻、ふくらはぎに痛みやしびれがあります。
- 間歇性跛行: 歩いていると、お尻や太ももの辺りに痛みやしびれがあり、歩けなくなる症状です。
- 下肢筋力低下: 足の力が弱くなります。
- 排尿障害: 重症の場合は、排尿障害や便失禁などの症状が現れることもあります。
診断
- 症状: 腰痛や下肢痛などの症状を問診
- 身体検査: 腰の動きや筋力などを検査
- 画像検査: X線、CT、MRIなどの画像検査で、腰椎の状態を検査
治療
- 保存療法:
- 薬物療法: 痛み止めや筋肉弛緩剤などの薬を服用
- 理学療法: 温熱療法、電気療法、マッサージなどの理学療法を行う
- 運動療法: ストレッチや筋力トレーニングなどの運動療法を行う
- 装具療法: コルセットなどの装具を着用する
- 手術療法: 保存療法で効果が得られない場合や、症状が重症の場合は、手術を行う
予防
- 適度な運動: ウォーキングや水泳などの有酸素運動や、ストレッチを定期的に行う
- 正しい姿勢: 猫背や反り腰などの悪い姿勢を改善する
- 長時間の座位を避ける: 長時間座る場合は、適度に立ち上がって体を動かす
- 肥満を解消する: 肥満の人は、体重を減らすことで、背骨への負担を軽減することができます。
腰椎すべり症による脊柱管狭窄症は、適切な治療によって改善することができます。
腰痛や下肢痛などの症状でお困りの方は、一度当院にご相談ください。
その他
- 腰椎すべり症による脊柱管狭窄症は、高齢者に多く発症すると言われています。
- 腰椎すべり症による脊柱管狭窄症は、再発しやすい疾患です。
- 腰椎すべり症による脊柱管狭窄症は、日常生活に支障をきたす可能性があります。
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整体院 樹 -itsuki-