2024/04/22(月)
坐骨神経痛について詳しく知る。
カテゴリー:坐骨神経痛
坐骨神経痛の痛みのメカニズム
坐骨神経痛は、人体の中で最も太い神経である坐骨神経が圧迫刺激または、神経自体の動きの悪さによって起こる痛みです。
坐骨神経は、腰部から骨盤、お尻、太もも、ふくらはぎ、足先まで伸びています。
坐骨神経痛の症状は、主に以下の通りです。
- お尻や太もも、ふくらはぎ、足先への痛みやしびれ
- 電気が走るような鋭い痛み
- 痛みによって歩行困難になる
坐骨神経痛の原因は様々ですが、主なものは以下の通りです。
- 腰椎椎間板ヘルニア: 椎間板の髄核が飛び出し、坐骨神経を圧迫する
- 腰部脊柱管狭窄症: 脊柱管が狭くなり、坐骨神経を圧迫する
- 梨状筋症候群: 梨状筋と呼ばれる筋肉が緊張し、坐骨神経を圧迫する
- 変形性腰椎症: 背骨の骨が変形し、坐骨神経を圧迫する
- 骨腫瘍: 脊椎に腫瘍ができ、坐骨神経を圧迫する
これらの原因によって、坐骨神経が圧迫または刺激されると、神経の伝達が阻害され、痛みやしびれなどの症状が現れます。
坐骨神経痛の痛みのメカニズムを、より詳しく説明すると、以下の通りです。
- 神経圧迫または刺激: 原因となる疾患によって、坐骨神経が圧迫または刺激されます。
- 神経伝達物質の異常: 圧迫または刺激された神経細胞では、痛みを感じさせる神経伝達物質が過剰に放出されます。
- 疼痛シグナルの伝達: 過剰に放出された神経伝達物質は、脊髄を通り、脳へと伝達されます。
- 脳での痛み認識: 脳は、伝達された信号を「痛み」として認識し、痛みやしびれなどの症状が現れます。
坐骨神経痛の痛みは、鋭い、電気が走るような、焼けるようななど、様々な表現で訴えられます。
また、痛みはお尻、太もも、ふくらはぎ、足先など、坐骨神経の通り道に沿って広がることもあります。
重症例では、排尿障害や筋力低下などの症状が現れることもあります。
坐骨神経痛の痛みは、日常生活に支障をきたすだけでなく、精神的なストレスにもなり得ます。
もし、坐骨神経痛の症状でお困りの方は、早めに当院を受診し、適切な治療を受けることが重要です。
その他
- 坐骨神経痛は、高齢者に多く発症する疾患です。
- 坐骨神経痛は、生活習慣や体質によっても発症しやすいと言われています。
- 坐骨神経痛の治療法としては、保存療法と手術療法があります。
- 保存療法としては、薬物療法、理学療法、運動療法などがあります。
- 手術療法は、保存療法で効果が得られない場合や、症状が重症の場合は検討されます。
- 坐骨神経痛について、さらに詳しく知りたい場合は、当院に相談してください。
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整体院 樹 -itsuki-